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日々の戯れ言

日記、お勧めな事、マイブーム

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   2009

1108
11/7 武蔵大学 にて
人形は生きている 「人生を演じる人形の創造」
川本喜八郎×小山ブリジット 対談

を公聴してきました。
半分くらいは、人形アニメーションの放映で
道成寺の女の情念、執念を表現する人形の迫力が凄く怖かった...。
人形の歴史は神様への奉納舞らしい。つまり神事。
人間では神様にはなれないから、人形を神代として使う。
だから神聖なもの。

違いとしては
西洋では「人形とは無生物に命を与えること」 
と捉えていることに対して東洋では
「人形は生まれた時に生命がある」
と捉えている事


日本には八百万の神様が居るので、素地となる宗教観の違いが
人形の捉え方についても違ってくると感じました。
西洋は一神教だしね。

日本では人間の情念を演じることのできる人形を作る事に
力を入れて来たと感じました。
ドラマ性を演じるにはフランス人形では無理だしね。
(ホラーなら作れそう...)
ただ飾りとして、観賞用としての人形も素敵だけど、
生きているものとして扱う心が人形に心を感じさせるような
動きを与えドアマを作るのかと思う。

もっとお話を聞きたいところでしたが、本人(御年84歳!)が
当日風邪を引かれていて、発熱されている中での講演でしたので
あまり無理をさせられない状態でした。
まだまだ、やりたい事があるらしく「死者の書」への熱い想いを
生き生きと語っていた事が印象的でした。

見てみたい...。
長野県飯田市の人形美術館へ行ってみようと思いました。
(ちなみに現在は「三国志」を中心に飾ってあるようです)

あ、三国志と言えば、川本先生が作った「孔明」人形...。
この孔明人形は4回作り直したそうです。
何でも、夜中に人形が夢に出て来て「私は孔明ではない」と言ったそうです。
最後(4人目)でようやく「私は諸葛亮孔明だ」と言われて完成したとか。

凄いなぁ。今こうしてブログを書いていながら鳥肌が立ちました。

川本先生の作られた人形で一番「孔明」が好きなので、嬉しいエピソードを
聞けました。(´∀`*)ウフフ 川本喜八郎人形美術館の2階正面で、記念撮影用の
大きな孔明人形とツーショットを撮れるそうです。
これを聞いたからには、やはりファンとしては行かないと...。

名古屋から行きやすいので、一度名古屋まで出てから行こうかな。
(東京在住)
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