猫の品格

猫の品格という本を借りて読みました。
タイトルからして猫好きのアンテナに
ピピッと引っかかるものがあり興味を持ちました。

はずれ猫、あたり猫の差や猫の偏差値つけたり、
自分の飼っている猫のダメダメさ加減を
あきらめの境地に立って書いています。

「しょせん私ごときの人間に飼われる程度の猫」
というような...。（笑）

◎本当の猫好きは汚い部屋に住んでいるもんだ。
　いろいろな事を諦めながら（インテリアとか）住んでいるから。

◎身なりもそれなりに、だんだんと無頓着になるもんだ。
　だっていつでも毛だらけ。それに多頭飼いが多い。

◎野良にご飯をあげる猫おばさんが実は好きだ。

◎猫屋敷...と聞いて懐かしさを感じる。

◎猫を見て、飼い主のレベルがうっすら見えてくる。
　飼い主に似てくるもんだ。

などなど
面白おかしく描かれています。

天衣無縫、泰然自若な猫には天性備わった品格があるがゆえに
品格などについて考えたりしないもの。
だから
「あなたが品格の高い人間になりいのなら、猫とともにあろう。」
という言葉で締めくくっているあたりには
品格なんてにじみ出るものだから、品格の低さをどうにかしようたって
そんなのは才能であり身につけようたってそうはいかない。
だから品格を意識して高めようとするならば猫を見習え。

と思いました。