忍者ブログ

日々の戯れ言

日記、お勧めな事、マイブーム

   2025

0202
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

   2006

1209

父の死を前に、死とはどういうものかという事を知りたくて様々な本を読んでいました。

在宅ホスピスという選択をして、自宅療養を1ヶ月..
日本における在宅ホスピスの活動や、海外のホスピスとの違い。
かかりつけのホスピス医師の書かれた著書などを読ませて頂きましたが、そこには日本の在宅ホスピスの認知度がまだ低いということ、これから増えるだろうということ。自らも父を末期ガンにより亡くされたこと。
病室で生命維持の為の管に繋がれたまま、意識も戻らぬまま苦しみの中亡くなったことで医師や看護師の対応に対する不満が残ったこと。又、それにより美大を辞めて医師になったこと。他、患者の家族などによる感謝の手紙などが綴られていました。

確かに24時間体制でいつでも医師や看護師が来てくれるというのは、心強く不安も軽減しました。が、少々「薬」の量が多すぎる事や説明不足を感じる事もあり、一概に全て良しとは言えません。一度処方された薬は返却がききません。モルヒネに至っては、その半分以上が(薬事法?によるため)未使用のまま持っていかれました。いくら介護保険など保険がきくとはいえど、薬の量が多すぎます。病院ではモルヒネは本人が痛みを訴えていても中々出してくれないので、痛みの緩和という部分ではいくら使っても良いという処置には感謝していますが...。

言い方も突き放した感じで、つじつまが合わない事などもありました。

むしろ一番頼りになったのは近くの親戚。
父の妹夫婦が毎日介護を手助けしてくれて、有り難かったです。

そして「死」についてもっと周りの理解が必要だと感じました。
たまたま図書で見つけた「死生学」の本。
著者は「アルフォンス.デーケン」

この本はとても分かり易く「死」への認識の必要性を説いています。
ユーモアの大切さや限られた時間(残された時間)の大切さをどのように過ごすか。音楽療養、ラストピクチャー、静かに家族と共に過ごす時間、死への準備として(遺書、遺言、財産、墓の事、交友関係、他)を伝えておく事など。具体的に書かれています。

よく生き よく笑い よき死と出会う
死とどう向き合うか

他、多数あります。(^^)読み易いです。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新記事
プロフィール
HN:
かりん
性別:
女性
趣味:
旅、読書、漫画アニメ大好き、猫好き
自己紹介:
猫が大好き。
冬の間はトリパンという本に触発されて以来
鳥に餌をあげるようになりました。
2010年、転換期到来です。
新しい仕事と新しい人間関係を
築いていきたいと思います。
カウンター
忍者ブログ [PR]

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP