日々の戯れ言
日記、お勧めな事、マイブーム
2006
父の葬儀も終わり、本日は休養中です。
そんな中「江原啓之への質問状」という本を読みました。
スピリチュアルな法則で人は救われるのか
江原さんの伝えるメッセージにより、かなり精神的に救われた部分があります。
父の死も「カリキュラムを終えた」「役目が終った」と捉え、また会える。そう思えます。
父は亡くなる瞬間、一度だけ意識が戻りました。
そして私達家族を見て最高の笑顔を見せてくれました。赤ちゃんのような笑顔という表現が一番しっくりきます。今まで見た事もないような可愛い笑顔でした。もう声も出ない中最後に「ありがとう」と口を形づくり、その後意識は戻る事はありませんでした。
私は父の子として生まれて来て本当に良かったと思いました。
父は優しくて正義感と責任感が人一倍強かったと思います。
昔、私が小学校低学年だった頃の話です。
父は休みになると、近くの商店街の中にある中華料理の店に食事に行きました。
ある日、私はその日学校で聞いたその中華料理店の噂話を父にしました
その中華料理店ではラーメンの中にゴキブリが入っていたことがある。というものです。
その噂のせいかどうか、その店にはいつも父と数人の客しか人はいませんでした。
父は「そうか」と言ったままそれ以来さらに足しげく毎週のように通い出しました。
その時の私はどうして父が、せっかく親切で行かない方が良いと教えたのに反対の行動をとるのか分かりませんでしたが、それが父の優しさでした。
数年後その中華料理店は廃業となりました。
実はその店の主人は実弟の借金の保証人になっており、噂話が流れた当初からその返済に追われていたのです。子供が二人いましたが、奥さんは出て行ってしまったと聞きました。
(ちなみに、今はその二人の子供にも家族が出来て、父と一緒の暮らしているらしいです。)
悪い噂話が広まると(特に飲食店などは)経営にも影響を与えます。当時苦しかっただろう、その中華料理店の主人は少し気が弱そうでしたが、とても優しい人でした。
変な噂話に左右されずに自分の責任において判断して生きて行く父の姿に感動しました。
会社員としての父
今でも偏見というかその人物よりも学歴を優先して考える企業が多いのでしょうか?
10年くらい前の話ですが父は採用人事を担当する機会がありました。
父の努めていた会社は一流と呼ばれる会社でしたが、その面接に際して大学卒業が多い中一人だけ高校卒業の方がいました。父はその方にとても誠実な印象を持ったそうです。
多くの面接官が学歴だけで落とそうとしていた中で父だけが反対したそうです。
そしてその後、その方は無事採用されました。
学歴ばかりを重視しても人間的にダメな奴が多すぎると言っていた父は、たとえ高校卒業資格だけでもその人柄に期待したのでしょう。自分で考え、行動に責任を持つことの大切さ。権利ばかりを主張するよりも前にやるべき義務を果たすことを忘れてはいけないと。
父と過ごした日々は暖かい優しさと思いやりに包まれていたと感じます。
ありがとう。
そう言って亡くなった父...
享年63才...
まだこれから第二の人生と言われる時期でした
お父さん...こちらこそ ありがとう。今まで過ごした時間は私の最高の宝です。
最後の笑顔、忘れません。
最後に
このブログを見てくれている友人たちへ
私は元気です(^^)これからも宜しく。
そんな中「江原啓之への質問状」という本を読みました。
スピリチュアルな法則で人は救われるのか
江原さんの伝えるメッセージにより、かなり精神的に救われた部分があります。
父の死も「カリキュラムを終えた」「役目が終った」と捉え、また会える。そう思えます。
父は亡くなる瞬間、一度だけ意識が戻りました。
そして私達家族を見て最高の笑顔を見せてくれました。赤ちゃんのような笑顔という表現が一番しっくりきます。今まで見た事もないような可愛い笑顔でした。もう声も出ない中最後に「ありがとう」と口を形づくり、その後意識は戻る事はありませんでした。
私は父の子として生まれて来て本当に良かったと思いました。
父は優しくて正義感と責任感が人一倍強かったと思います。
昔、私が小学校低学年だった頃の話です。
父は休みになると、近くの商店街の中にある中華料理の店に食事に行きました。
ある日、私はその日学校で聞いたその中華料理店の噂話を父にしました
その中華料理店ではラーメンの中にゴキブリが入っていたことがある。というものです。
その噂のせいかどうか、その店にはいつも父と数人の客しか人はいませんでした。
父は「そうか」と言ったままそれ以来さらに足しげく毎週のように通い出しました。
その時の私はどうして父が、せっかく親切で行かない方が良いと教えたのに反対の行動をとるのか分かりませんでしたが、それが父の優しさでした。
数年後その中華料理店は廃業となりました。
実はその店の主人は実弟の借金の保証人になっており、噂話が流れた当初からその返済に追われていたのです。子供が二人いましたが、奥さんは出て行ってしまったと聞きました。
(ちなみに、今はその二人の子供にも家族が出来て、父と一緒の暮らしているらしいです。)
悪い噂話が広まると(特に飲食店などは)経営にも影響を与えます。当時苦しかっただろう、その中華料理店の主人は少し気が弱そうでしたが、とても優しい人でした。
変な噂話に左右されずに自分の責任において判断して生きて行く父の姿に感動しました。
会社員としての父
今でも偏見というかその人物よりも学歴を優先して考える企業が多いのでしょうか?
10年くらい前の話ですが父は採用人事を担当する機会がありました。
父の努めていた会社は一流と呼ばれる会社でしたが、その面接に際して大学卒業が多い中一人だけ高校卒業の方がいました。父はその方にとても誠実な印象を持ったそうです。
多くの面接官が学歴だけで落とそうとしていた中で父だけが反対したそうです。
そしてその後、その方は無事採用されました。
学歴ばかりを重視しても人間的にダメな奴が多すぎると言っていた父は、たとえ高校卒業資格だけでもその人柄に期待したのでしょう。自分で考え、行動に責任を持つことの大切さ。権利ばかりを主張するよりも前にやるべき義務を果たすことを忘れてはいけないと。
父と過ごした日々は暖かい優しさと思いやりに包まれていたと感じます。
ありがとう。
そう言って亡くなった父...
享年63才...
まだこれから第二の人生と言われる時期でした
お父さん...こちらこそ ありがとう。今まで過ごした時間は私の最高の宝です。
最後の笑顔、忘れません。
最後に
このブログを見てくれている友人たちへ
私は元気です(^^)これからも宜しく。
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プロフィール
HN:
かりん
性別:
女性
趣味:
旅、読書、漫画アニメ大好き、猫好き
自己紹介:
猫が大好き。
冬の間はトリパンという本に触発されて以来
鳥に餌をあげるようになりました。
2010年、転換期到来です。
新しい仕事と新しい人間関係を
築いていきたいと思います。
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